第4回『今宮純クロストーク・ミーティング』開催レポート 06年シーズン、白熱の前・中盤戦を語り合おう──。 |
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| □ 第1部 今宮純スペシャルトーク 〜06年シーズン前・中盤戦を振り返る〜 |
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| 【講演内容抜粋】 | |
| ●注目のタイトル争いは「鈴鹿日本GP」がキーになる。 | |
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| ●ルノーにとって尾を引くマス・ダンパー問題。 | |
| ルノーにとってなぜトルコ、イタリアに疑問符がつくのか、僕は例のマス・ダンパーの問題が大きく影響していると思っています。ルノーはドイツGPからマス・ダンパーを外してレースに臨んでおり、技術的には過去の問題だとCS中継の中でも発言しました。実際に問題が明るみになった時点でチームは、マス・ダンパーを外した状態でマシンをどう向上させるか、その点に絞り込んだテストを開始しています。ところが、その結論がまだ十分でないままにこの夏休み期間を迎えてしまい、マス・ダンパーなしでどう勝てるレベルまで持っていくか、その感触がアロンソにはまだちょっと…というのが、現状なのではないだろうかと僕は見ています。加えてイタリアGPのモンツァは超高速タイプです。あのコースはシケインの攻め方に重要なポイントがありますが、それがマス・ダンパーなしでどれだけ埋められるか。ルノー・アロンソ陣営もその点に一番警戒心を強めているのではないでしょうか。 | |
| ●中国・ブラジルGPは帝王のドライビングが噛み合わない!? | |
| では、なぜ中国、ブラジルGPはルノー・アロンソ陣営にとって有利なのか。その理由は、今までのフェラーリ・シューマッハーのレースぶりを見れば分かる通り、彼のドライビングが、なぜか上海のコースとは噛み合っていない。確かに初年度は勝ちましたが、それでもスピンしたり、ぶつけてしまったり、あのコースに対する苦手意識というものが彼の中にあるのではないかと、僕は思っています。加えてブラジルのインテルラゴス・サーキット、実はあのコースも過去のレースを見ても、もう一つリズムが合っていない。それをルノー・アロンソ陣営も見抜いているのではないかという意味で、残りの5ゲーム、コースのキャラクターがそれぞれ違うという背景もあって、面白い状況になってきていると僕は思っています。 | |
| ●チャンピオン争いはいかに失点を食い止めるかが重要。 | |
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| ●序盤戦はオーストラリアGPがキーになった。 | |
| まず序盤戦、キーになったのは第3戦のオーストラリアGPだったと思います。ご存知のように今年、オーストラリアGPはバーレーンGPと入れ替わり、第3戦に組み込まれましたが、レースコンディションは予想以上に寒くなり、結果、タイヤも温まらず、F・アロンソが完全独走優勝を飾りました。ライバルのM・シューマッハーは最終コーナーでスピン・クラッシュし、ノーポイントに終わりましたね。もしあのレースが、これまでどおりのスケジュールで3月のメルボルだったら、あんなに寒いコンディションのグランプリにならなかったら、結果はどうだったか。勝負事に「たら・れば」や「もし」はないと言われますが、あえて「もし例年通りのスケジュールで行われていたら」…そこにレース・スケジュールの恐ろしさというものを、僕は感じました。 | |
| ●論議を呼んだシューマッハーの「不自然なプレー」。 | |
| もう一つ挙げられるのが、第7戦のモナコGPですね。土曜日の予選中にM・シューマッハーがラスカスコーナーでコントロールを乱して立ち往生してしまった、あのプレー。 ちょうどF・アロンソらがポールポジション・アタックをしていた周回だけに、マシン・コントーロールを乱したシューマッハーが、わざとコースを塞ぐような形で停車したのではないかと論議を招きました。僕はCS生中継の現場にいましたから、どう見てもあれだけのドライバーが、あのラインでラスカスに入って行くことは考えられない。ましてマシンをコースのどこにも当てていないのに、道を塞ぐような格好で停めるというのは、どう見ても考えられない──と感じましたので「非常に不自然なプレーですね」とコメントしました。結果は、ご存知のように審議の対象となり、競技の進行を妨げたことに対してFIAから有罪のジャッジが下り、予選タイムの抹消、決勝はグリッド最後部スタートのペナルティとなりました。このレース、最終的にシューマッハーはファステストラップを奪って5番手まで追い上げましたが、あれだけのドライバーが疑惑をもたれるような不自然なプレーをしたという意味でも、非常に残念なレースとなりました。 |
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| ●多発するペナルティ問題の背景にあるもの。 | |
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